だってこれは『夢』だ。 起きたらいきなり上空でしかも落ちている。 どこの主人公だよって話だ、俺にはそんなもの似合わない。 下からくる風の感触も温かさも妙に生生しいけど、きっと明晰夢なんだろう。 もう一度眠りにつこう。 空から落ちる夢なんて…不吉すぎる ーーー燐斗の独白
妹が継承者に選ばれたようだ 嫌なものだな、願いが叶ったという噂一つ聞かないのだから 待っているのは 死 だけだ 継承者というだけで、周りから忌み嫌われるというのに ……せめて俺だけは、普段と変わらないままでいよう ーーーコウの独白
あのプライドの高いちびっこも継承者なんだそうだ 弟子になったんだと、毎日のように聞かされる あまりにうるさかったので頭を叩いておいた それとどうやら気になる人を見つけたようだ 一度会ったが、獣を擬人化したような少年時代だ ーーーコウの独白
まぁあいつも恋に関しては獣のような奴だからお似合いなのかもしれない……と思ったが、どうやらあの部分は苦手らしい……身の危険を感じるので逃げてるとのこと それとなく本人に聞いたら既成事実を作るためとか言ってきた ……相手のために、諦めたさせた方が良さそうだ ーーーコウの独白
2人はそれとなくいい感じのようで、兄としては安心かなと思う あの子も継承者だし、惹かれ合う何かがあるのかもしれない 妹の周りにはいい人が集まっている 止めてくれる友人もいるようだ そういう面でも、継承者になって良かったね と言えるかもしれない ーーーコウの独白
世界の滅亡に関わることで、妹達が戦っているようだ 戦おう 継承者に選ばれなかった弱い自分がどこまで出来るか分からないけれど マリもシャクもいる 妹の……きららの助けになれれば 自分はこの上なく幸せなんだろうな ーーーコウの独白
あぁ負けてしまった ちひろ達が駆け寄る音がする きららが「お兄ちゃん」と叫ぶ声がする
何やってるんだきらら 早くしないと世界が滅ぶんだろう? 泣いてないで前へ進め 世界を助けて、やいとくんと幸せになるんだぞ お兄ちゃんは、先に上に言ってるからさ ーーーコウの独白
何度も何度も本を見る 何度も何度も記憶を見る この世界は夢の世界 どの世界にも交わらない世界 たった一つの少年を助けるためだけに僕等は生まれた 助けた後僕等が消えるのなら 生きる努力をしたって……ねぇ? ーーーブルクの独白
気づかないふりをし続けた 君が僕のことを好きなことをよく知っていたから 僕は君が好きだよ だから他に振り向かないようにアプローチをした 気づかないふりをしたまま アプローチをし続けた ーーーあゆむの独白
臆病な僕から何も言わないから せめて君から来た時に僕もだよと言えるように せめて君の近くにいよう
契約の裁断 神々の塔 龍の間番人あゆむ ーーーあゆむの独白
あなたが誰を好きになっても 私はあなたが好きだから 私じゃ幸せになれないのなら あなたの幸せを応援するから だから 私を嫌いにならないでください ーーーなみかの独白
ある日母さんといつも通り喧嘩して家を出ようとした時だった 外に出ようとした俺を無理やりクローゼットの中に押し込めて 「朝までここにいなさい」だって? 全く自由すぎる、妹も一緒だから守るしかないじゃないか 珍しく言うこと聞いたんだから御褒美期待してるからな! ーーーりくらの独白
おにぃとおかぁが喧嘩してると、急におとぉの顔が険しくなったの おかぁに「嫌な感じがする」って言うとおかぁはおにぃと一緒にくろぜっとの中に入れたの 「2人で耳を塞いで、待っててな」おとぉはそう言ったの だからね、おとぉおかぁわたしずぅーっと待ってるよ? ーーーすいんの独白
森を散歩してたら、優しいお兄さんに美味しい山菜貰ったの お料理は私の担当だったしすぐにパパとママに食べさせたよ! パパとママが食べた瞬間血をはいたの 毒?いいや味見だってしてるのに、なんで私だけ? パパは「お前のせいじゃない」って言うけど、これは完全に私の… ーーーぱわんの独白
父さんと母さんとお気に入りの場所に行く所だった 足を滑らなければ、景色がいい崖 家族3人の秘密の場所 着いたときに地震が起こって崖が崩れた 俺は両親に助けられた形で奇跡的に生きていた 俺が「行こう」なんて言わなければ…… ーーーテンガの独白
父さんと母さんが死んだあと、身寄りのなかった俺はかくぐの所に行くことにした。 りくらとすいんの家も知っていたのだがもぬけの空、あと知っているのはかくぐの家だけだったからだ 久しぶりにみたあいつはとても暗かった ーーーテンガの独白
なんでも、父親が殺さて放心状態だった母親を自分の手で殺したらしい いつも笑顔だったあいつの顔は切なさが混じっていた 事故ならまだしも、自分の手で殺したんだ…俺なんかよりよっぽど苦しい ーーーテンガの独白
テンガから他の家知らないかと聞かれたので、ましゅの家に行くことにした 父親とましゅの母親は兄妹だし、4人幼馴染だったから家も知ってる ずっと一人暮らしもキツイし、テンガと一緒に身寄りになれる場所を求めに行った。 でも待っていたのは違う光景だった ーーーかくぐの独白
そこにいたのはましゅ一人、どうしたのかと聞いたら自分の手で母親を殺して、父親を殺されたという。 気持ちは分かるし理由は聞かないでおこうと思ったら、叫びながらこう言ったんだ「誰かにはめられた」って ーーーかくぐの独白
「不審者がいなければ」「両親が同じローブをかぶっていなければ」「ちゃんと顔を確認していれば」そして、「自分が家出しなければ」と言いながら泣き崩れた。 不審者と間違って母親を殺してしまい、本物の不審者に父親を殺されたらしい… ーーーかくぐの独白
弱音を吐いて散々ないた後、かくぐとテンガについていくことにきめた。このまま一人でいると復讐に走りそうで怖かったから。 家を知らないかと聞かれて、りくらすいん以外ならぱわんの家を知っていると言ったらそこに行こうという話にあった。 ーーーましゅの独白
あの子の父親は昔母親に…いや最近までこき使われていたので、よく遊びにいったりしていたのだ。 家が変わってなければいいのだが、外見が変わり果てていた、一体どうしたのかというのか 中に入るとぱわんが紅い染みの入った服を着ながら笑っていた ーーーましゅの独白
「これを食べるとね?パパもママも血を吐きながら倒れるの?ねぇ3人はどう?」と聞いたので思いっきり頭殴って気絶させた。 どうやらこの子の両親は毒物を使われたようだ、この様子だとあの双子の両親も殺されているのだろう ーーーましゅの独白
目が覚めたら、テンガとかくぐとましゅがこっちを見ていた。 パパとママが死んでからの記憶がないけど、どうやら凄いヤバイ状態だったらしい、りくらとすいんを知らないかと言われたので、家にいないなら母方の実家ではないかと言った。 あそこの家優しかったし ーーーぱわんの独白
3人はどうやら一人になったからどこかでルームシェアっぽいのするらしい、私も身寄りという身寄りいないしついていくことにした。 りくらとすいんの実家知ってるのも私だけだしね! でも知り合いの両親がほぼ同時期に死んでるって偶然なのかなぁ? ーーーぱわんの独白
ばあちゃんの家で暮しているとテンガとかくぐ、ましゅにぱわんと会った。 4人とも両親が死んだらしい なるほど、俺たちと一緒なんだなと 一緒に暮さないかって言われたけど、お役御免だよ身寄りがないお前らと違って俺らは身寄りがあるんだからさ ーーーりくらの独白
ばあちゃん達は好きにしろって言うし、すいんはみんなと一緒がいいって言うし、もうなんなんだよ…でも父さんと母さんを殺した相手が俺ら目的ならここにいるのは一番危ない ならこいつらと一緒にいるのがいいのか? でもこいつらも危険に合うだなんてさ… ーーーりくらの独白
おにぃは泣きながらみんなと一緒がいいって言ったの、おばぁとおじぃと離れるの寂しいけど、いつでも会いに来れるよね! てんがぁもかくぐぅもましゅぅもぱわぁんも勿論おにぃもみーんな優しいから大好きなの! そういえば6人一緒に住む家ってどうするのかなあ? ーーーすいんの独白
かくぐぅが少しあてあるっていってその人のところに行く途中でてんがぁに話をきいたの どうして私たちに会おうとしたの?って 知り合い全員が両親死んだっていうのは予想できなかったけど、心のどこかで誰かにお前のせいじゃないって言ってもらいたかったのかもなって言ったの ーーーすいんの独白
すいん難しい話わからないけど、てんがぁは悪くないよって頭よしよししたらありがとなって言ってなでなでしてくれたの! うふふ!やっぱりみーんなやさしいねぇ! ーーーすいんの独白
私は化物だから 生きるものも死んでるものも 全てを無かったことに出来る化物だから だから嫌われるのは仕方ないの 信仰が無くて消えてしまうのも仕方ないの だから……だから私のためにみんな傷つかないで…… ーーーフィアブイズの独白
誰かを殺すために生きてきた それが人生だったから 産まれた頃からそう望まれ、育ってきた
それが俺だ
誰かを守る? そんな感情は一つもない ただ殺すために生かされてる機械
だからあれは気の迷いだった ーーーレウールの独白
優しいなとか、羨ましいとか そんな感情一切なかったはずなのに
人のために泣いて 人に大事にされている 心を無にして生きてきた俺には一切なかったもの
だからあの時願った 「大切なものを守ろうと思える心が欲しい」と
それは俺に一切無かったものだから ーーーレウールの独白
んーーーまぁあれだ! なんとなく自分でどーにかしたかったんだよ!
だからあの世界を飛び出したんだ! そりゃー母さんとか姉さんとか? あいつらとか心配だけどさ!
まっ!天才の俺を作ったんだから大丈夫だろ! 鬼に見つかる間に楽しまなきゃな! ーーーイルーアの独白
だから死んでくれるなよ、妹よ 盛大な死亡フラグ立ててここを守ってあげるから
お前の恩人を お前が好きになった人と尊敬した人と一緒に助けに行ってこい
帰って来たら、いつものように喧嘩しよう 例えば戦いやすさはどっちが上だ、とかでさ ーーーコウの独白
君は私が死んで大丈夫だろうか? 私が死んだ理由を、君はきちんと覚えていない それは君がその世界に生きているものだから あの神様は笑いながら世界を変えている
どうやらほの変わるものの中に私がないだけのようだ ーーー志炉の独白
私が近くにいることも 私が心配してることも 君は知らないで復讐するでしょう?
ううん、しようとしてるでしょう?
死ぬまで君は気づかないだろうけど また君と一緒に変わるために 愛してくれた君と一緒にいるために また、姉としているために、待ってるからね ーーー志炉の独白
あなたは覚えてないと言った 私は覚えている みんなが無くしてしまった記憶を
大切な友達で 大切な人と仲が良くて 少し妬いてしまったあなたを
消えてしまうなんて許さない だって私はあなたを覚えているもの ーーーなみかの独白
だから だからみんなで助けに行くから
だから消えないで ーーーなみかの独白
私がしたのはたったそれだけだ 私は与えていない、貰ってばかりだ 神様なのに、私はみんなを守るべき神様なのに 私に出来るのは破壊だけ 守るなんてこと出来ない
消えてもいい存在 みんなが忘れているのなら、私が生きていても意味が無いから ーーーフィアブイズの独白